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起業家インタビュー
第4回
ソーバス(株)
代表取締役 徳重 和雄(とくしげ かずお)
あなたに最適なシステムソリューションを提供します。
徳重
プロフィール
1972年:日本電気株式会社(NEC)入社 1995年:NEC汎用DRAM開発統括者 1996年:NECの全メモリの開発統括者 1999年:エルピーダメモリ設立に参画、設立後設計本部長に就任
2002年:エルピーダメモリ退社
2002年:SONYへ移り、メモリビジネスを立ち上げる
2007年 独Qimonda社とSONYの合弁会社設立に参画
2007年11月:SONY退社
2008年1月:ソーバス(株)設立。現在に至る。
会社情報
所在地:東京都八王子市明神町2-27-6 文秀ビル7階(ブルームセンター7階)
URL:http://www.sorbus.co.jp/
社名 (株)ソーバス
業種 半導体の要素技術・太陽光発電の制御部設計・自立型通信サーバーの開発と販売
社員 2名
創立 平成20年1月

 

IET

自立型の太陽光サーバー

Q はじめに今の営業内容を教えてください。

A 当社は半導体の基本技術である要素技術を用いた半導体関連事業、太陽光発電の制御部の設計のほか、自社製品として自立型通信サーバー、「インテリジェントエコターミナル」の開発と販売をしています。

 

Q 起業したきっかけを教えてください。

A 台湾や韓国といった現在半導体で先進的な国では経営の決定スピードが速く、規模を追求し、技術開発には莫大な金額をかけています。経営の決定者は常に一人で責任を持って経営をしており、投資をいかに効率よく実施するかということを考えています。日本では大手企業でも非常に動きが鈍く、取締役でも単独の決定権を持っていないことが非常に多いです。かつて大手メーカーに勤務していたころから経営者として自分の好きなことをやりたい、自分の技術を活かして日本の半導体をもう一度復活させたいと考えており、大手メーカーからの退社を機に起業を決意しました。

 

Mr Sorbus

会社のイメージキャラクター
ソーバス君

Q 起業するときに注意した点は?

A どんな大企業にいて、どんな肩書を持っていたとしても昔の肩書には何の意味も持っていない、自分が裸一貫で何ができるかを常に考えていました。以前の会社の名前がなくてもきちんと仕事ができるかどうかは、起業する時の大事な心構えです。

Q それでは起業してからどんなことに苦労しましたか。

A 会社は非常に経費がかかるということです。自社の技術には自信があり、ファンドなどからもお金を借りれるとある程度楽観的に考えていましたが、2008年9月のリーマンショック以降日本の半導体は全てダメになってしまいました。ファンドからもお金が出ず、見通しが甘かったといえます。最低限の会社の維持費を確保できる手段を得てから起業するべきでした。

 

Q “八王子”で起業して良かったと思える点はありますか

A 八王子では情報が非常に集まりやすいという点です。八王子商工会議所、たましん、八王子市役所、サイバーシルクロード八王子といった支援機関が連携しているため、色々な人が集まり、交流しています。セミナーなどで参加者の方からお話をきくと、創業者が一番ほしいものは情報です。様々な情報が集まる八王子で起業できたことは非常によかったです。

 

Q これから起業を考えている方たちにメッセージをお願いします。

kaisya

事務所内での様子

A 2年後、3年後の自分の姿を常に想像しながら仕事をしてほしいです。常にどうしたいかのイメージを持っていれば修正がききます。この『修正がきく』という部分が重要です。漠然と事業をやるよりも明確な指標になるし、考えなおすきっかけにもなります。心に常にナビゲーションを持って起業してもらいたいですね

 

 

 

(H25.12.25取材)

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